我が家の自閉っ子のマリオ(現在は青年ですが)の成長と、自閉独特の面白?話をお送りします。現在、 管理人がマリオの恩師と一緒に「ハッピー・クローバー」という障がい児・者を応援する会を作りました。障がい児・者の余暇を広げるためにいろいろな事にチャレンジしていきたいと思ってます。先々はマリオも手伝ってくれるといいな~

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
マリオの学校は昨日から始業。
春休みあけて、早速カリンと同伴登校がはじまりました。
が、、、

昨日、迎えに駅まで来たカリンが
「マリオ、また、やっちゃったよ」

え?また??

「いや、今回は壁に穴をあけたとか、何かこわしたとかじゃないのだけどね」

自動車の中でのカリンの話によると、
久しぶりの学校ということもあり、
まだ体がペースに戻っていないせいもあってか
マリオは朝から不機嫌そうだったみたい。

で、クラスでの話し合いの場がもたれ、
今度の日曜日に入学式での新入生を祝う会で、
2年生も何らかの「役割」分担をしようという
話し合いになったらしいのです。

「じゃあ、マリオ君はこういう役割できない?」

その問いかけの言葉に、拒絶したマリオ。

まあ、それはいつものマリオには良くある話。

仕方ないなぁ、という感じで他の人の役割の話をしていたら
急に、

「おれ、もう学校いけない。6月までお休みする」

と役割分担を書いた黒板を消し
壁にまでぐちゃぐちゃと落書きをして
学校を飛び出したというのだ。

そして家に帰って、カレンダーに6月まで「休み」と線を引いてしまった


これは、今までも、何度もあった話、です


だけど、
以前の、急に胸ぐらつかまれてびっくりしたとかいうものに比べ
余りにもそのきっかけが、ちょっとした事すぎる

それに、お休みの期間も、過去最長だ(ぉぃぉぃ)

家に着いても、しばらくカリンと自動車の中で話し合った。

「ちょっと6月までは長いなぁ」

「う~ん。。。ひょっとして甘えてきた??」

「かといって、厳しくしても、かえって逆効果になるし」


そのとき、カリンが小学校の頃のことを思い出した。
小学校の頃、毎日学校まで自動車で送り迎えしていたわけですが、
マリオが休みたい、といってきたときは、
全く学校に行かないのは避けたかったから
一瞬でも学校に顔を出すように仕向けようと考えました。

だから、マリオに
学校お休みしてもいいから、その代り自分の口で先生に
「今日、おれ学校休みます」と言いに行くようにしましょう

と諭して、学校に連れて行っていたのです。


それと、同じようなことを今回やってみるか!?

本音をいえば
岐阜から名古屋まで1時間かけて、
「おれ学校休みます」
っと言いに行く。。。だけ

つきあう親にしてみれば、考えただけで、気持ちが滅入る話です。


でも、ここで無理に
「学校に行きなさい」
「今いけなくても、いついつからは必ず行きなさい」
と追い込む方向にもっていっても
絶対に逆効果です。

それよりも
お休みするのはいいけれど、学校にちょっとだけ顔を出しに行こう
それですぐ帰ってもいいから

とするほうが、マリオ自身も納得する可能性が高い


顔を毎日出していれば、
焦らずに時期さえ待てば、
学校に少しいようという
そんな気持ちが芽生えてくる。


いま、無理にこちらから、学校にいさせようとしないほうが良い

私たち夫婦の中で、ひとつの結論が出た
よし、マリオと話し合ってみよう



家に入ると、「お帰り!」といつものようにでかい声でマリオが叫ぶ
何の気なしにマリオと目をあわせると、さっと毛布を頭から被ってしまった
 …むぅ、やはり変だ

でも、今日話をしないといけない
じゃないと翌日は金曜日。そこで学校にいけないと、土日そして振替で月曜も休み。
そのまま、ずるずると長期休暇に入ってしまう(汗

私とカリンは、二人でマリオの近くに腰をおろした

「なあ、マリオ、お母さんから聞いたけど。。。」

「おれ、学校6月までいけない。落書きとかぐちゃぐちゃしちゃった」

言葉をさえぎり、早口でまくしたててくるマリオ。

「そっかぁ、でもマリオ、落書きとかは先生にきちんとごめんなさいというと許してくれるよ」

「でも、ね、マリオが学校に行かないというのが、先生も皆も一番哀しい思いをするよ」

「マリオは学生だよね。学生は、勉強しなきゃ。それで以前いってたように、勉強して頑張って働けるようにならなきゃ」

「マリオ、6月までは長すぎるよ。」

ぽつり、ぽつりと、私とカリンは交互にこんな話をマリオにした。

その都度、「いや」「ダメ、いけない」と拒絶するマリオ。
しかも険しい顔。
これ以上、追い込むともっと拒絶するのは目に見えて分かった。

道は果てしなく険しい。
やはり、ここは話し合った落しどころにもっていくしかない。

「じゃあ、マリオ。今は学校お休みをしてもいいよ。だけど、朝に学校に顔だけは出そうよ。そうしないと皆も心配するから。そこで今日は学校をお休みします!と先生と皆に言って帰ってくればいいから」

う~ん・・・

マリオは相変わらず険しい顔。
だけど、ここは何とか納得してもらうしかない

何度も語りかけていくうちに、苦しそうな声でこういった

「じゃあ、明日だけな。・・・しばらく休みますって言うから」

とりあえず、金曜日はいってくれる。。。かも

目をあわせた私とカリンは、(そろそろ引き際かな)と察し
それじゃ、ちょっと考えといてね、と部屋を後にした


一瞬でもいいから学校に顔を出す・・・まずは、それを褒めてあげよう
できることを、ひとつひとつ積み重ねていくしかない
そのうち、少しづつ、少しづつ、進んでいく
下手に焦って、マリオに迫ると、また逆戻りしてしまう



で、今日(金曜日)、会社からメールをしてみた

「どうだった?」

「うん、朝は学校にいったよ」

「おぉ!よく頑張ったじゃん」

「でも、一瞬で帰ってきちゃった。その帰りに寄り道してこの時間なの」

「そっかぁ、でも、まあ一歩前進だな!」

「んだんだ」


今度の日曜日の入学式はパスしよう。
月曜日は休み、問題は火曜日。

焦らない、焦らない。3歩進んで2歩下がっても、1歩前進。
その前進をほめていこう。
 …じゃないとやってられないもんね(汗


ただ、少し気がかりなのは、
マリオにとって学校は何なのか、ということだった

「ねえ、マリオ。学校は嫌いなの?」と聞くと

「いや!そんなことはない!」と、力強い返事が何度も返ってくる

嫌というわけでは無いらしい。
でも、それは
「自分は学校にいくもの」というこだわりの表れなのかもしれない
学校に行くという、強迫観念みたいなものが言わせてるのかもしれない

・・・
いやいや、前のボイコット休み(汗)のときに
わざわざ岐阜まで遊びに来てくれた学校の皆を
あんなに喜んで、嬉しそうに、そして楽しみにして
迎えてくれたマリオ。

学校はマリオにとって少なからず大事な存在になっている、
はず、、、そう思いたい。


みんなが笑顔で、
マリオも心安らげる、
そんな場所、
…「マリオの居場所」に、学校がなっている。

そう願いたい。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/04/14(土) 14:58 | | #[ 編集]
ご無沙汰しています!
> 焦らない、焦らない。3歩進んで2歩下がっても、1歩前進。
その前進をほめていこう。

このことは私にとっても大切なことです。つい欲張ってあれこれ子どもたちに要求してしまいがちになりますから…。まだまだ修行が足りませぬ。(^_^;)

ところで、ご無沙汰しています。
コメントありがとうございました。

いろいろとご心配おかけしてどうもすいません。現在、休養中といいながらもリアルの世界では結構忙しいです。この成果をいずれネットでお見せできるように頑張ります。

これからもよろしくお願いします。
2007/04/17(火) 14:05 | URL | こだま #-[ 編集]
お元気そうで何よりです
コメントありがとうございます。

こだまさんのような方には、もっともっと色々と新しい視点を、どんどんと発信して欲しい、とわがままとは知りつつも思っています

成果、楽しみにしていますね!
2007/04/17(火) 21:29 | URL | Hideki > こだまさん #JalddpaA[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://calin.blog22.fc2.com/tb.php/190-7af60d28
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
紙のようなペラペラのマリオが、今回はアクションアドベンチャーで大活躍! 本作では、なんと2Dマップと3Dマップをボタンひとつで切り替えるシステムが登場。見慣れた2Dマップが、見かたを変えるだけでまったく違う姿になるという、新しい感覚が味わえるぞ。そんな本作のス
2007/04/15(日) 15:13:48 | スーパーペーパーマリオ Wii
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。