我が家の自閉っ子のマリオ(現在は青年ですが)の成長と、自閉独特の面白?話をお送りします。現在、 管理人がマリオの恩師と一緒に「ハッピー・クローバー」という障がい児・者を応援する会を作りました。障がい児・者の余暇を広げるためにいろいろな事にチャレンジしていきたいと思ってます。先々はマリオも手伝ってくれるといいな~

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なんかKという名前がいっぱい出てきて混乱する人も多いかも。。。
そう、このころ何故か「K」のイニシャルばかりだったんです
もういっかい整理すると

 K先生:小学校を選ぶときに出合った、「この人になら!」と思えた先生
     「ぼくはこの子らに遊んでもらってる」という名言を残す。
     残念ながらマリオが入学したときに、教育委員会へ異動

 KB先生:教育相談のときの教育委員会の先生。その昔障害児を受け持ったという。
     最初お役所的なことを言うような印象だったが、のちほど全然違うことが判明。
     入学のときにはいろいろとお手数をおかけした方

 KW先生:マリオ1年のときの担任。とにかくカリンをハゲさせた張本人。
     上司だけにはウソや誇張で良い顔を取り繕うが、子供への対応はまるでダメ。
     未だに本人は反省すらせず教鞭をふるってるとか

 KO先生:マリオ2年のときの担任。まじめに物事をすすめる方。
     基本どおりに良く動いてくれたが、まじめすぎたのがアダになったか
     ニジマス先生に。。。

ちなみに、2年の2学期に急遽赴任したA先生も、苗字はK。。。
あまりに紛らわしいので、ファーストネームでA先生となりました。
また、ついでながら、あのマリオの通った幼稚園の園長先生。この方もKです。

そんなわけで、続きはポチっとね!↓
2年生のときの担任のKO先生。
カリンが書いていますが、きちんと「語りかけ」はする、「子供たちの様子」はしっかり
みてるし、基本的なことは全部おさえてるって方でした。もちろん、席にすわらせての
「授業」も、「プリント」を子供たちにやらせたり、先生がやるべきことは全部やってる
という感じでした。

だけど、なんというか、ちょっとまじめすぎる。
時間どおりに、カリキュラムどおりに、きっちりきっちり進めていく。
そう、就学時前にみた、あのK小学校に感じたもの、それとちょうど同じでした

まあ、でも悪い先生じゃないし、何よりも一生懸命やってくれてる。。。

   正直いって、KW先生、KO先生と続き、こんなものなんかなぁ
   ひょっとして適わぬ夢をいっているのなぁ、という思いを私はいだいてました。
   あのとき、あのK先生に感じたものは、幻だったのかもしれないっと

夏前に、クラスにいった時の様子は、
U君、ルフィ君:席にすわって、プリントをやってる
D君:基本的に糸くずをくるくるしてるだけだったけど、席には言われるままに着く。
D君は、「躾」だけはやらされてきた子だったようで、一応席には座ってる。

マリオは。。。

とにかく席につく!というような、そんな型から入ることはできない。
他の子が席で何かに鉛筆を走らせてるときも、ボールの海でずっと寝転がってた。
 …このときのマリオの気持ちが、なんだか流れ込んでくるような気がしてました
  (う~ん、、、居心地がわるいような。。。。いやなんだろうなぁ)

いまは、マリオがクラスの中で一番問題児。授業についていけてない。

 (まあ、別にムリに授業についてことはないけど。。。このまま学校いく意味あるんだろうか)

そんな気持ちを呑み込みつつ、
「せっかく教頭先生がつれてこられた先生なんだし、悪い先生じゃないのだから、
 もう少し、なんとかやっていこう。」
と自分に言い聞かせてました。

だけど、思わぬところから、急展開が。。。
  …ニジマスは私は話に聞いただけで、直接みてはませんが。。。


こうしてKO先生がお休みになり、急遽臨時教員としてA先生が着任してきました。

A先生は、お姉さんのようとカリンは言ってましたが、正直子供みたいな方でした(失礼)。
陽射しよけの白い大きな帽子をかぶって、なかよし山にマリオたちを連れて行き、彼らが
思うままに遊んでいるのを見ながら下で待ってたっけ。

「勉強とか、まだいいですから、とにかく子供たちとつながりをつくってください。遊ん
でやってください」といつものように話をしたら、「わかりました」と明るく返事。
そして、本当に本当に遊んでくれてました。

「ねえ、次は何してあそぶ~?」
子供たちと、いつもニコニコ話をしてた姿がとても印象的だったです。

ある日のこと、陽射しがまだまだ強く、ポカポカとした土曜日のことでした。
私は、ガラっと音立ててドアをあけるのは、授業の邪魔になるかなと思って、教室のドア
をそ~っと開けて中に入りました。

教室の中では、マリオたちがめいめいに好きなことをして遊んでいました。


何の気なしに教室を見回すと、
A先生は教室の後ろにある一角(そこは畳だった)に座り込んでいる。
おや??と思ってよくみると、ピクリとも動かない
・・・そう、A先生は、ぐっすりとおやすみになっていました(笑

私は、まるで娘をみるような気持ちで(うぅ、おやじくさいw)、起こさないように、
そっと教室のうしろに座って子供たちの様子をしばらくみてたんです。

ほどなくして、A先生がふっと目を覚ましました。
そこで私に気づき、「あ、こんにちは」っと、またいつもの笑顔で会釈をしてきたので、
私も軽くおじぎで返しました。で、A先生は何事もなかったように子供たちの元にいこう
としたんですが、、、

そこで、自分の記憶が一瞬途切れていることに気づいたんでしょう
はたと立ち止まり、くるっとふりかえって、

「あれ!?。。。いまわたし、寝てました??」
と、ちょっと恥じらい気味に聞いてきました

「えぇ。もうぐっすりとw」
私はちょっといじわるな気持ちになって、何食わぬ顔でさらっと答えました。

「あらぁ!つい、寝ちゃいましたぁ。。」
A先生もさすがに顔を赤らめましたが。そのあと、シレっとこう言うんです

「でも、良かったぁ!、教頭先生にみられなくって!」

(ぉぃぉぃ、教頭にみられるのはまずいけど、親にみられるのはいいんかい!)

心の中で何度も突っ込みをいれましたよ。でも、いつもこんな感じです。

そう、本当に裏表がない。しかも、子供たちのことだけを考えてる。

A先生がきて、クラスが目に見えて変わっていくのがわかりました。
まず、クラスの子供たちに笑いが多くおこるようになりました。

・・・とくに、D君。
それまではいつも無表情に手をひらひらするだけで、一応席には座るものの呼びかけても
何のリアクションがない子でした。
それが、子供らしく笑うようになりました。目の焦点があってきたというか、まるで目に
光の玉が宿ったような感じです。そのうち、「おれ独り暮らしはじめる~」とかいって、
ダンボールの箱をもってきて教室のすみっこに陣取る。。。そう「ごっこ遊び」を始めた
らしいんです。これにはびっくりしました。

D君は、根本的に「できない子」だったのではなく、「できる子」だったんだけどそれを
導けなかっただけだったんですね。

考えてみれば、KO先生もKW先生も子供たちと「遊んであげてる」という感じでした。
(KW先生にいたっては、ろくすっぽ遊ぼうともしなかったけど)
それに対して、A先生は一緒になって遊んでいる。
いや、あの姿は子供たちに遊んでもらっていたといってもいいかもしれない。
 …いや、もちろん、勉強もさせてましたよ(たぶん、、、汗)

また、マリアンナの先生、幼稚園のE先生、そしてこのA先生、
マリオたち自閉症児と良い関係をむすんだこれらの先生方に共通して言えるのは、
「自然体で接すること」
気負いがない。一緒にいるとふわっと心がやすらぐ。

そして、もう一つ、A先生は「障害児の教師」という仕事を間違いなく楽しんでました。

もちろん、仕事は生きていくため生活していくためにしている部分は根底にありますが、
自閉症児とつきあうには、それを楽しめないとやっていけないとも思うんです。

上司も、親も、ほとんど関知せず、
ただ、ただ子供たちのことだけを見ていてる。
子供達と一緒にすごすことだけを大事にしている

そんな先生でした


ただ、子供たちに勉強(もっというなら算数とかのプリント)させるということを求める
親からみれば、A先生はとんでもない存在だったかもしれない。KO先生、、、いやもっ
というならKW先生の方が素晴しい先生としていたかもしれない。

なんかね。ある意味、学校の先生って、親の姿を鏡として映している部分があるんですよ
くめくめさんがいつか言ってたけど、親も先生も一緒になって同じものを創っていくこと
が大事だと思うんですよ。


ほんの数ヶ月だったA先生との接点ですが、はじめてマリオを安心してあずけられる先生
に会った気がします。私たちはこのまま引き続いてA先生に担当して欲しかった。
でも、あくまでもA先生は臨時の代理講師なんです。2学期だけのつなぎでという決まり
で来たのでした。

最後のお別れの日は、私は立ち会いませんでしたが、
A先生はわんわん泣いたそうです。
カリンもつられてわんわん泣いたらしいけど。


  さよならは別れの言葉じゃなく
  再び会うまでの遠い約束

そんなめぐりあわせの縁を感じるのは、もうちょっとだけ、先の話

このときは、別れを惜しみました。

そして3学期。
KO先生が復帰してきましたが、やっぱり無理だったようです。
結局、すぐまた代理の講師を呼ぶことになりました。

そこで、着任したのがT先生でした。若く優しそうな男の先生。
マリオがいままで心を許したのは、実は女の先生ばかり。
大丈夫だろうか?という思いを抱いたのは今だから言える話です。


でも、このT先生との出会いは、マリオにとって大きな転機となりました
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コメント
この記事へのコメント
>自閉症児とつきあうには、それを楽しめないとやっていけない

これは、本当に実感しますね。
今言われてはじめて気づいたんですが、そのとうりです、楽しんでいます。
こだわりや多動や困った行動や言動もすべてひっくるめて楽しんでいます。
だから、一緒に付き合って行けるんだと思います。
いいこと言いますね(笑)
2005/10/21(金) 23:29 | URL | 政道 #NUpTSsbk[ 編集]
実は。。。
いつもとっても励ましてもらって、ありがとうございます。

ノジ母です。

自分の学生時代の経験からしても、
先生によって、その年の質がぜんぜん違いました。

ノジにもどんな出会いがあるのか、不安でもあり、ちょっと楽しみでもあり。。。


実は、私もノジもイニシャルがK.Kなんですよーっ!!
2005/10/22(土) 01:41 | URL | ノジ母 #-[ 編集]
ブログ管理者様へ
はじめまして!
突然の書き込み失礼いたします。

この度、ブログのランキングサイトがオープンいたしました。
  【ブログランキング Bloking】http://bloking.jp
まだオープンしたてのサイトですが、貴サイトのアクセスアップに
貢献できればと思っております。

誠に勝手ではございますが、是非とも参加していただければ幸いです。
末筆ながら、貴サイトの益々のご発展をお祈りしております。
2005/10/22(土) 12:55 | URL | Bloking #aU.MCPes[ 編集]
こめんとありがとう
> 政道さん
いや、あの、なんか照れます(汗
でも、いままでいろんな先生と出会いましたが、
自閉症児と良い関係をきづいた方って、
みな「楽しんでる」方ばかりでした

> ノジ母さん
こんちは、はじめまして。
私も拝見させてもらってます。

> 先生によって、その年の質がぜんぜん違いました。

そうなんですよね。
しかもそれは自分が「子供」のとき、つまり「子供から」の評価なんですが、
あながち間違ってないと思うんです
2005/10/22(土) 16:05 | URL | Hideki #JalddpaA[ 編集]
ちょいと一言♪
私も、こだわりや多動、困った行動、言動もすべてひっくるめて楽しんでますよ~!
でも、でも、時には楽しめない日もありましたが・・・^^;
自分の精神状態がよくない時など。

たけど、何でも楽しんでしまったほうが、いいですよね~!
毎日能天気に楽しんでいる、かりんでした。


それからノジさ~ん!イニシャルKでもファイト~!^^;
2005/10/22(土) 17:40 | URL | かりん #-[ 編集]
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